2016年1月31日

衝動買い! 学研の図鑑『飼育と観察』。

先日このブログで、紙の本はかさばって重くて不便…ということを書いたばかりにもかかわらず、フラリと入ったBOOKOFFでついつい紙の本を衝動買いしてしまいました。。

買ったのはこれ、学研の図鑑『飼育と観察』です。
この図鑑、初版は1971年7月1日。
私はまだ、5歳になったばかりの頃です。
しかしたぶん、その後間もなく私はこの図鑑を母親に買ってもらい、愛読するようになりました。
いや、愛読というレベルではなく、少しでも空いた時間があれば手にとって、ずっと読み耽ったりぼんやりと眺めたりするような、身辺から手放せない図鑑だったのでした。

後年、山に登るようになって、『日本登山大系』を手放さずに持ち歩く時期が続いたのですが、今になって振り返るとこの図鑑は、登山大系に次ぐくらいに、親しんだ本だったように思います。

図鑑の中身はこんな感じ。
家のまわりや林、水辺などの環境にごとに、昆虫や小動物の生態を解りやすく描いてあります。

私は昆虫も大好きでしたが、特に興味があったのは海の生き物。
このページに載っているイソギンチャクやケヤリムシに憧れて、ぜひ実物を見てみたいと思ったものです。
当時は私は、秋田県の出戸浜という海の近くに住んではいたのですが、そこは単調な砂浜が続く海岸であり、磯に住むこういった生物は目にする機会はありませんでした。。

このページも印象に残っています!
小学生の頃はこういった道具を揃えて、珍しい昆虫を片っ端から採集してみたいと考えていました。
しかし今では、山を歩いている途中で、気づいた昆虫を手早く写真に撮るくらい。
虫をつかまえてみたいという気持ちは、まったくなくなりました。

この図鑑は確か中学3年生の頃まで、ずっと手元に置いていたと思うのですが、ちょうど高校入学のタイミングで引っ越したときに、処分してしまったと思います。
高校生になると映画や小説、マンガなどに興味が移って、もう昆虫のことは考えなくなりました。

今回入手した『飼育と観察』は、1990年に発行された第10刷。
新訂版になっていて、記憶にあるものに比べると、内容が新しくなっているページもありました。
しかしそういったページも、ごく一部。
ほとんどのページが昔のままであり、嬉しくなってきます。
そして懐かしさを感じつつ、ページをめくっていると、ドキッとするページが!

これはうさぎの飼育方法を解説したページの図。
「悪いもち方」のうさちゃんが可哀想です!
しかし記憶をたどると確かに私の祖父なども、そうやってうさぎを運んでいたことを思い出しました。。

さらに猫のページでは、こんな図も。
何だか見ていて悲しくなってくるような飼い方を勧めています。。。

これらのページも昔のままのようですが、すっかり記憶から抜けさっていて、改めて見て驚いてしまいました。。

私が子どもの頃は、ペットに対する接し方が今とはまったく違っていて、動物をあまり大切にしてはいけないような考えがあったように思います。
人間とは一線を引いた、割りきった扱いをするのは当然のことだったのでしょう。
今のようにうさぎや猫を、人間並み、いやそれ以上に大切に扱うなんていうことは、当時の人々には思いもよらなかったはずです。

これは以前、私が飼っていたうさぎと猫。
かなり手をかけ、お金もかけて、人間以上に快適に暮らせるよう、環境を整えてあげていました。
現在は離れて暮らしていますが、2匹ともまだまだ元気のようです。

今の私は昆虫よりも、猫やうさぎのほうに興味を感じます。
それでもこの『飼育と観察』を見ていたら、昆虫や海の生き物もやっぱり面白そうだと思えてきました。
暖かくなったら山ばかりではなく、たまには時間をとってじっくりと自然観察もしてみたいものだと、そんな気持ちになってきています。

▼Amazonへのリンク

『飼育と観察』はすでに絶版になっているようですが、2009年版はAmazonで購入できます。
表紙はうさぎです。
「増補改訂」とのことなので、きっと今の目で見ても違和感のない、ペットの飼い方が載っていると思います。

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