2015年12月14日

2015年12月7日 妙義山・妙義富士から相馬岳。

古い山の仲間と一緒に、群馬県・妙義山塊の妙義富士(みょうぎふじ・890m)に行ってきました。
妙義富士とは、表妙義の最高峰となる相馬岳(そうまだけ・1103.8m)の北東に延びる、富士稜と呼ばれる尾根上にある小ピーク。
富士というよりは、槍を思わせる姿の岩峰です。
富士稜には、かつては登山道があったそうですが、現在は完全に廃道となっています。
今は限られた登山者のみが訪れるバリエーションルートとなっており、我々も念のために、ロープやハーネスをザックに入れて向かいました。

これは2つのピーク(厳密には3つ)がある、妙義富士のP2の登り。
同行者はかなり経験豊富なクライマーなので、ビレイなしでスタスタ登っていますが、状況によってはスタカットで登ったほうが無難かも?と思える高度感でした。

妙義富士を間近に見上げる、きのこ工場の近くから登山スタート。
特に目印の類は見つからず、地形図で見当をつけて登っていきます。
やがて現れる岩尾根は左から巻いて、あとは適宜ルートファインディングしながら急斜面を登ったり、左斜面をトラバースしたりしながら進みます。
やがて凹状の泥っぽい壁の下に出たら、急斜面を左上して回り込むようにヤセ尾根を登ると、妙義富士(P1)の頂上です。

妙義富士から見た、表妙義主稜線方向。
右手の岩場がP2です。

いっぽうこの写真は、裏妙義の主稜線を望んだところ。
左手に小さく、丁須ノ頭が見えています。
また右奥の白い大きな山は、浅間山(あさまやま・2568m)です。

妙義富士からはいったん、先ほどの凹状の壁の下まで戻り、そこから山頂を右から巻くようにして、妙義富士とP2の間にある小岩峰に向かいます。
この小岩峰は出だしは急斜面を登り、あとは左手をトラバースして通過。
かなり高度感があるので、要注意です。
その先がいよいよP2の登り。
下の方はⅡ程度で簡単ですが、途中で傾斜が強まってⅢ-くらいになります。

岩場を登りきって、P2の頂上へ。

P2から見下ろした、妙義富士。
左奥に見えているのは榛名山(はるなさん・1449m)で、右手遠くが赤城山(あかぎさん・1827.6m)。
その2つの間には、日光連山の山々も見えていました。

P2の先も急な尾根が続きますが、妙義富士からP2の間のような険しさはありません。
時おり右や左から岩場をかわして進む箇所もありますが、ほぼ忠実に尾根をたどります。

やがて表妙義最高峰の、相馬岳の頂上に到着。

相馬岳頂上からはやはり大きな姿の浅間山と、左手遠くには北アルプスの山並みも見渡すことができました。

下山は富士稜を少し引き返し、右手の大沢へ。
この大沢も、かつては登山道があったということです。
比較的なだらかな沢であり、沢登りに慣れた人であれば十分下降が可能ですが、途中に乙女ノ滝(または仙人ノ滝?)と呼ばれる大滝が現れます。
その高巻きが少々嫌らしく、神経を使いました。
(持参したロープは、けっきょく一度も使いませんでした)

大沢の下部で左岸の作業道に移ると、見晴らしの良い畑の跡地に出ます。
背後を振り返ると、確かに富士山の形に見えるような気もする、妙義富士の姿がありました。

<参考コースタイム>

きのこ工場近く(07:52)―妙義富士(09:05~09:26)―P2(09:49)―相馬岳(10:54~11:22)―きのこ工場近く(13:02)


下山後の入浴施設

下山後は、妙義ふれあいプラザという施設内にある妙義温泉「もみじの湯」で入浴。
妙義山を見上げる快適な露天風呂のある、良い温泉です。
入浴料は510円でした。

▼参考書籍

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