2015年5月21日

大菩薩連嶺南端の、滝子山東稜へ。

マウンティンゴリラ登山学校の山行で、山梨県の大菩薩連嶺南端に位置する、滝子山(たきこやま・1615m)に行ってきました。
登りは岩場が点在する、バリエーションルートの東稜からとしました。

これは滝子山頂上の様子。
向こうに見える富士山(ふじさん・3775.6m)の山頂は、残念ながら雲の中。
なお山頂のヤマツツジはつぼみがふくらんできており、間もなく開花するようでした。

JR中央本線の初狩駅から歩いて、最初に目指す殿平(でんだいら・812.0m)の登り口となる、藤沢子神社へ。
見るとなぜか手水舎の水盆に、トマトがたくさん入っています。
掃除をしていた氏子さんに伺うと、これから草刈りに来る人たちに振る舞うものだとのこと。
「美味しそうですね!」
と言ったら、一人に1個ずつ、分けてくれました。
嬉しいことです!

子神社の拝殿の左手から山道に入り、しばらくはなだらかな道をたどります。
途中の797mピークには、百反刈山と記された手製の標識が巻かれていました。

さて次の写真は、ヘビの嫌いな方はご注意ください。

その先を歩いていたら、道をふさぐような長いものが横たわっていました。
マムシ、です。。
動きはにぶく、近づいても立ち去る気配はなし。
やむを得ず、刺激を与えないように脇のほうから通過をしました。

三等三角点のある、広い殿平の頂上。
手づくり感たっぷりのベンチが設置されていました。

殿平の先で、藤沢集落に下る道を左に見送り、右手の尾根へ。
小ピークをいくつか通過すると、次第に傾斜が強まってきます。

登りつめたところが、鞍吾山西峰(くらごやませいほう・1047m)の頂上。
北東方向に150mほど進んだところにある、東峰のほうが頂上とされていますが、標高が高いのはこちらのほうです。

ここでお昼ごはんとし、分けてもらったトマトもいただきました。
味の濃い美味しいトマトでした!

鞍吾山西峰からが、いよいよ本格的な滝子山東稜の始まりです。
しかし前半は、なだらかな尾根道が続きます。
途中で横切る高圧鉄塔の下からは、滝子山の頂上方面を見渡すことができました。

急な道を登って小ピークに立ってからが、いよいよ核心部の始まりです。
風化した花崗岩の下りが、核心部。
固定ロープの助けを借りつつ、慎重にルートを選んで下りきると御正人ノタル。
その先も、岩場混じりの急な登りが続きます。

滝子山頂上が近づく辺りに、イワカガミの群生地があるのですが、花の見頃は完全に過ぎ去っていました。
花が残っていたのは、この写真の辺りだけでした。。

1590.3mの三角点のあるところで、一般登山道に合流。
これで長かった東稜も終了です!
そこからひと登りで、滝子山の頂上へと到着しました。

頂上から北の方には、大菩薩連嶺の山並みを見渡すことができました。
それぞれの山の名前を示してみました。

下山は檜平を経由して、沢筋から藤沢集落へ下る、もっともポピュラーな道を選択。
しかし近頃は、この道の途中から枝尾根を下るコースがいくつか拓かれているようです。
いずれこれらの尾根も歩いて、様子を調べてみたいと思いました。

これは下山して、初狩駅のホームから見上げた滝子山。
今回は、右手のほうから登ったことになります。

<参考コースタイム>

初狩駅(09:00)―藤沢子神社(09:28)―百反刈山(10:18)―殿平(10:31)―鞍吾山西峰(12:00~12:27)―滝子山(15:30)―檜平(16:18)―初狩駅(18:21)

▼参考書籍

改訂版 山梨県の山 (新・分県登山ガイド)バリエーションハイキング 100コース(266ルート)―一般登山道では得られない山の楽しみ、心の安らぎ (新ハイキング選書)
今回登った、滝子山東稜を取り上げている本は、ないようです。
ここに掲げた『山梨県の山』には滝子山南稜が、また『バリエーションハイキング』には滝子沢中間尾根が掲載されています。

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