2015年3月29日

ミウラ・ドルフィンズでの高所順応研究会。

3月29日に、東京都山岳連盟による今年で35回目となる高所順応研究会が実施されました。

今回の高所順応研究会は、今までとはガラリ雰囲気を変えた、リニューアルした企画内容。
まずは低酸素体験を、研究会の中に組み入れました。
したがって実施場所は、低酸素室が使えるミウラ・ドルフィンズとしました。
また講師はこれまでは、いかついヒマラヤニストばかりだったのですが、今回は若い女性お二人にお願いをしました。

これは研究会最後の、質疑応答の様子。
私は東京都山岳連盟の海外委員であり、今回は司会を務めました。

左は前半の、高所登山の実例についてお話いただいた、山岳雑誌編集者の小林千穂さん。
私と同じClimbing Club ZOOの仲間でもあります。
今回は小林さんが昨年末に登ってきた、エクアドルのコトパクシ(5897m)とチンボラソ(6310m)の登山について、主に高所順応に主眼を置いて解説していただきました。

右は後半の、低酸素室の活用方法についてお話いただいた、安藤真由子さん。
健康運動指導士、低酸素シニアトレーナーの資格をお持ちの、ミウラ・ドルフィンズのスタッフです。

今回は31名のご参加者があり、研究会の後半で2回に分けて、低酸素室に入りました。
その際、私も一緒に入らせていただいたのですが…標高4000m相当の酸素量の部屋に入ったとたん、SPO2(血中酸素飽和度、血液中に含まれる酸素の量)の値が一気に減少!
82くらいにまで下がってしまいました。

実は私は低酸素室に入るのは初めて。
こんなに手軽にSPO2の下がった状態が体験できることに驚き、低酸素室の有効性を今さらながら実感したのでした。
次に海外に行く時には、ぜひミウラ・ドルフィンズを利用しよう!と、本当に思いました。

ところで今回のご参加者は、比較的高初体験の少ない方が多かったようです。
この研究会をきっかけにして、ご参加いただいた皆さんが海外登山や高所登山に、より深い興味を持っていただけたら嬉しいなと思いました。

▼今回の会場だったミウラ・ドルフィンズのウェブサイト


▼参考書籍


左の2冊は今回の講師である、小林千穂さんの著書。
右から2冊目は私の著書ですが、あちこちに小林さんの写真が載っています。
(編集を担当したのも小林さん)
一番右の雑誌『山と溪谷』2015年4月には、安藤さん、小林さん、ついでに私も監修したり書いたりした記事が、それぞれ掲載されています。
ぜひ読んでみてくださいね!

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