2015年2月3日

房州アルプスから嵯峨山縦走。

千葉県富津市の、房州アルプス嵯峨山(さがやま・315.5m)とを結ぶコースを歩いてきました。

房州アルプスは聞くところによると、畜産振興のための補助金を地元が活用して、重機を使って登山道を切り開いたというコース。
また嵯峨山は、南側斜面にスイセンの花がたくさん咲くことで、冬の時期には比較的人気のあるピークです。

これは房州アルプス鹿原側入口から間もなくにある、展望地からの眺め。
下に見えるのは梨沢集落。
また右手遠くには富士山(ふじさん・3775.6m)の姿も見えて、ご当地アルプスらしいなかなか見事な展望を楽しむことができました。

アクセスは今回は、車を利用。
上総湊方面から国道465号を経て県道182号を南下し、志駒の先で林道鹿原線を西へ。
林道が、直角に右折するその左手に、「房州アルプス登山口」を示す標識が立っています。
車はその手前の、道がやや広くなっている部分に停車。

歩き始めるとすぐに展望地が現れて、その先のT字路を左に寄り道すると、訶具都智神社があるので参拝。
小さのですが地元の人による手入れの行き届いた、清々しい雰囲気のお社でした。

分岐に戻って、房州アルプスの道を進みます。
重機で拓いたということで、道幅は広く歩きやすい状態でした。

やがて東側が断崖になって切れ落ちる、次の展望地へ。
ここは「地獄のぞき」と呼ばれる場所でしょう。
う~ん、ネーミングのセンスが、今ひとつアルプスっぽくない感じかも。。

さらに進むと、右前方に房州アルプス中の最高地点となる、無実山(みなしやま・267.0m)が見えてきました。

無実山の急登に差し掛かるところで重機による道は終わって、房総の山らしい急峻な登山道に変わります。
途中の小ピークを右に見送って、左に折れ曲がるように進んで右手の小高い場所を目指すと、二等三角点の設置された無実山の頂上へ着きました。
樹林に覆われた、展望はないピークでした。

その先は尾根を東から回り込むように進むと、やがてマテバシイの大きな木が立ち並ぶ中を進むようになります。

右手に内台集落の人家が現れると房州アルプスも終わり。
標識のところから林道に出て、それをたどって今度は釜ノ台集落を目指します。

これは釜ノ台集落から見た、やはり途中で通過する保田見集落の様子。
房総の山々の稜線の北側に位置する集落であり、人家はごく少なく、物寂しい印象の残る場所でした。

さて釜ノ台集落に入ったら、最初の舗装路分岐は左へ。
一段上の人家をかわすように、急な階段が付けられているのでそれを登り、嵯峨山へと向かいます。

急登をひと登りで、金平神社の祀られた展望地に到着。

これは金平神社前からの展望。
東京湾や、その向こう遠くの神奈川県側も見渡すことができました。

金平神社からすぐ先の嵯峨山頂上に立って、こんどは西へアップダウンの多いヤセ尾根を進みます。

途中通過したスイセンピークのやや下には、たくさんのスイセンの花が咲いていました。

やがて奥武蔵のユガテを思わせるような、明るい下貫沢出合に下山。
やはりあちこちにスイセンの花が咲いていました。

これは嵯峨山登山口の標識。
右手のちょこんと盛り上がったところが、スイセンピークです。
ちなみにスイセンピークとは、頂上にスイセンがいっぱい咲くということではなく、山麓にスイセンが咲くことから名付いたようです。
(頂上は薄暗い樹林の中です)

また下貫沢出合付近では今月下旬から早くも桜が咲き始めるそうで、確かにツボミが大きくなりつつありました。
この一帯の桜は、3月中旬くらいまで楽しめるのだそうです。

さて下貫沢出合に下山したところで登山は終了なのですが、我々は今回は約13km離れた鹿原林道上に車を置いているのです。
そこから歩行、約2時間50分。
途中で日は沈み、美しい月が登り始めた頃にやっと、車のところに戻ったのでした。
あー、くたびれた!
低山ながらもしっかりと歩いた、達成感たっぷりの1日でした。

<参考コースタイム>

房州アルプス登山口・鹿原側(10:09)―訶具都智神社(10:28~10:46)―無実山(11:28)―房州アルプス登山口・内台側(12:02)―釜ノ台・嵯峨山登山口(12:59)―金平神社・嵯峨山(13:16~13:43)―スイセンピーク(13:53)―下貫沢出合(14:21)―房州アルプス登山口・鹿原側(17:15)


山旅ロガーの軌跡


「S」は房州アルプス登山口の鹿原側、「G」は下貫沢出合。
今回はさらにGからSまで、車道を歩いています。

▼参考書籍

0 件のコメント:

コメントを投稿