2014年11月29日

相模湖北側の山中で道迷い体験。

マウンティンゴリラ登山学校の、道迷い体験を実施してきました。
実施場所は、JR中央本線相模湖駅の北側、明王峠に向かう登山道周辺の山林でした。

これは下山路として選んだ、孫山(まごやま・548m)東尾根を歩いているところ。

当初は実際に道迷いの状況になってみて、エイミングオフを使って何とか林道に抜け出し、そこから交会法を使って現在位置を推定し、それに基いて進路判断をしつつ下山、という流れにしたかったのですが、当日の天候は雨。
しかもけっこうな豪雨…。

従ってあまり無理はできず、内容を変更。
雨で視界がなく、また予定コースに道標の類が一切なくても、地図とコンパスを使えば正確に現在位置を確定しつつ行動できるということを練習する、普通の山岳ナビゲーション的な講習になってしまいました。

それでも孫山東尾根は多少ルート判断の難しいコースであり、一風変わった面白い山歩きにはなりました。

相模湖駅で集合し、やや西側にある与瀬神社に移動して、その境内で道迷いについてレクチャー。
しばらくは明王峠方面に進み、途中で少し枝尾根に入ってみたりして、そこで果たして現在位置が解るのか?の練習をしながら、登山道を外れた人工林方面へ。

ちなみにあまり変な踏跡を作ってしまうと、本当に迷い込む人が現れる可能性もあるため、そういったことには配慮した上で道を外れています。
ところがそうやって歩いていたら、同じようなことをしている別のグループにばったり遭遇!
似たようなことを考える人はいるものだ、と驚きました。

そんな感じでウロウロしている間に、小降りだった雨が本格的になってきたので、ツェルトを張ってビバーク体験。
私は本当のビバークは今まで3回体験。
他にも沢登りやバリエーションルートを目指した際の、計画的なビバークというのは何度もやっているので、この手の作業は得意なのです。

外は豪雨でも中は意外と快適で、参加者の方にはツェルトの重要性というものをよく理解していただけたかと思いました。

ツェルトの中で昼食をとった後は、撤収をしてエイミングオフの説明。
エイミングオフとは簡単に言うと、行きたい目標地を直接目指すことをせず、大雑把に登山道なり明瞭な尾根筋なりを一度目指して、そこで改めて現在位置を判断し、目的地を目指すやり方です。

この時はビバーク体験場所から登山道に戻ることを、エイミングオフを使ってやってみました。

登山道に戻ってからは、孫山東尾根を下山路として設定し、ルート判断をしながら進みました。
ここは短いですが小ピークと尾根の分岐が次々の現れるので、この手の練習にはとても向いた尾根です。

尾根の分岐ではコンパスを使って進路判断。
また微妙に残る、先人たちの手による道しるべなども拾いつつ、小原宿方面に下山しました。


山旅ロガーの軌跡



▼参考書籍


エイミングオフについては、左の『岳人』2013年9月号に記されています。

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