2014年8月30日

雹に降られた乗鞍岳。

風の旅行社による登山ツアー「邦岳探訪の旅」のガイドとして、北アルプスへ向かいました。

目指したのは、北アルプス南部の一番端っこに位置する乗鞍岳(のりくらだけ・3025.6m)。
畳平から上がって肩ノ小屋口に降りる予定なので、所要時間は3時間弱。
しかし出発時にバスのトラブルがあって出遅れ、出発は結局14時近く。
それでも少し急げば、問題なく頂上に立てるタイミングであり、鶴ヶ池を見ながら歩き始めました。

まずは歩き始めてすぐの、富士見岳(ふじみだけ・2817m)方面へ。
寄り道とも言えるのですが、プラス5分から10分程度の軽い寄り道です。

たどり着いた、富士見岳の頂上。
森林限界を越えている、見晴らしの良い場所です。

眼下には残雪の残る、不消ヶ池を見下ろすことができました。

いっぽう、畳平方面を眺めると、何やら怪しい黒い生き物が歩き回っているのが見えました。
(赤い矢印)
これは、ツキノワグマです。
よく見るとあまり大きくはなく、若い個体のようです。
登山道の人の流れが途絶えるのを見計らって、あちこち遊び回っているような感じでした。

富士見岳から下って、こんどはいよいよ最高点・剣ヶ峰(けんがみね・3025.6m)の登りに差し掛かります。

しかし頂上まで、あと100mくらいの所に迫ったところで激しい雹が降り始めきたのです。
おまけに、山頂部の西側上空で雷鳴も鳴り響きました…。

本当に頂上は目と鼻の先であり、ほぼ登頂と言っても良い状況です。
とにかく雷には勝てないので、これ以上は無理をせずに早急に下山。
待機していたバスに乗車して、宿泊先の乗鞍高原温泉へ向かいました。


下山後の宿泊施設

今回のツアーの宿泊は、山小屋ではなく温泉旅館。
乗鞍高原温泉の、けやき山荘という宿です。
実はこの宿は、私が34歳の時の夏に、アルバイトをしたかつての職場。
14年振りに会うご主人と家族の皆さんにご挨拶をしつつ、美味しい料理をいただいて快適な一夜を過ごしました。

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