2014年7月2日

天候に恵まれた谷川岳の縦走。

マウンティンゴリラ登山学校の山歩き教室・縦走編で、上越の谷川岳(たにがわだけ・1977m)に向かった2日目は、いよいよ縦走本番です。
これは出発時の肩ノ小屋の前から見た景色。
俎嵓山稜は雲海に覆われていました。

朝食前の4時半頃に一度、日の出が見れないかと思ってトマノ耳(とまのみみ・1963m)へ登ったのですが、ガスに覆われて展望なし。
いったん小屋に戻って、朝食をとってから再度トマノ耳を目指しました。

2度目にトマノ耳に立つころには、ガスはほとんど切れて素晴らしい展望が。
進行方向にはこれから登るオキノ耳(おきのみみ・1977m)、さらには左奥に一ノ倉岳(いちのくらだけ・1974.2m)も見えています。

移動をして今度は、オキノ耳からトマノ耳を写した写真です。
先ほどは展望がなかったので、ここで改めて参加者の皆さんで記念撮影をしました。

オキノ耳からはいったん大きく下り、登り返してなだらかな一ノ倉岳の頂上へ。

一ノ倉岳から次の茂倉岳(しげくらだけ・1977.9m)まではわずか。
アップダウンもほとんどなくて、今回の縦走路の中でも最も歩きやすい区間です。

広い茂倉岳の頂上で休憩をし、さらに大きく下って武能岳(ぶのうだけ・1759.6m)を通過。
武能岳の手前では一度だけ雷鳴が響き渡り、やや緊張しましたが、それ以上雷雲が発達することはありませんでした。

武能岳を過ぎた先は、広大な笹原が広がります。
徐々に歩きやすくなる道を下って、蓬峠を目指していきます。

小さな池塘を見て、蓬ヒュッテの立つ蓬峠へ。
5年前にここに泊まった時は黄色い小屋だったのに、今はペンキがほとんどはげ落ちて茶色になっていてびっくり!

さて蓬峠からは少し引き返して、白樺避難小屋に向かう急な道を下ります。
途中には雪渓が3ヶ所と不安定な沢の横断が1ヶ所、さらには崩落斜面のトラバースが1ヶ所に加え、足場の悪い岩場のトラバースも現れました。
今回の一番の核心部でした。

白樺避難小屋からは、新道を歩いてJR見張小屋へ。
道はほぼ平坦ですが、沢の側面のトラバースなどもありそれなりに労力は使う区間です。

JR見張小屋からはひと登りで旧道へ移動。
林道を歩くと間もなく、頭上に大きな岩壁が現れました。
幽ノ沢です。
かつて、私がバリバリのクライマーだった頃には何度か足を運んだ岩場。
いずれももう10年以上も前ですが、中央ルンゼ、左方ルンゼ、正面フェース、V字状岩壁右ルートの4本のルートを登っています。

さらに歩くと、幽ノ沢以上に大きな威圧感のある岩壁が。
一ノ倉沢です。
こちらは私は、幽ノ沢とは比べ物にならないくらい足を運んでおり、登ったルートは24本。
何度も登ったルートもある他、途中で止めて帰ったこともしばしばあるので、取り付いた回数は100回くらいになるはずです。
最近では去年、最も登りやすいとされる南稜を登っています。

一ノ倉沢出合からは林道は舗装路となり、長かった行程を振り返りながら谷川岳ベースプラザに戻って解散。
私は首都圏在住のお客様と一緒にタクシーに乗って、JR上越線の水上駅へ向かいました。


谷川岳で見た花

谷川岳は花も良い山として知られています。
今回目にした花を、いくつか紹介します。

左はヨツバシオガマ
右はウサギギク

左はミヤマオダマキ
右はフデリンドウ
いや、タテヤマリンドウかも?しれません。
ちょっと自信がないです。。

左はハクサンイチゲ
右はシラネアオイ
今回は白樺沢の雪渓の脇、1ヶ所だけに咲いていました。

<参考コースタイム>

谷川岳肩ノ小屋(05:38)―トマノ耳(05:46)―オキノ耳(06:04)―一ノ倉岳(07:24)―茂倉岳(07:58)―武能岳(10:00)―蓬峠(10:53~11:10)―白樺避難小屋(12:25~12:42)―JR見張小屋(14:43)―幽ノ沢出合(15:35)―一ノ倉沢出合(16:00~16:20)―マチガ沢出合(16:49)―谷川岳ベースプラザ(17:15)


山旅ロガーの軌跡

赤色の軌跡の左下が谷川岳肩ノ小屋。
上の頂点にあたる部分が蓬峠で、右下が谷川岳ベースプラザです。
平坦な道を歩く区間も長いのですが、まあまあのロングコースでした。


下山後の食事

お腹を空かせて水上駅に着いた我々。
しかし駅前のお店は、ほとんどが閉まっていたのです。。
ところが1軒だけ、明かりは灯っていないものの店先に人のいるお店が。
この「食事処ちゃこ」です。
話しかけると、今日は営業はしていないが、舞茸うどんであれば用意できるとのこと。
凄い!
さっそく注文していただいたのですが、とても美味しいうどんでした。
「ちゃこ」は駅を背にして、左手にあるお店です。
お勧めです!

▼参考書籍

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