2014年7月15日

至仏山に登って尾瀬ヶ原へ。

尾瀬戸倉温泉に宿泊した翌日は、いよいよ今回のメインの目標である、至仏山(しぶつさん・2228.1m)に向かいました。

これは至仏山に向かう途中のベンチやや上から見た、尾瀬を代表するするもう一つのピークである燧ヶ岳(ひうちがたけ・2356m)。
晴れていた割には雲が多く、遠くの見通しは今ひとつだったものの、尾瀬方面の景色はしっかりと望むことができました。

尾瀬戸倉温泉で宿泊した「展望の湯ふきあげ」は、朝食もとても美味しくいただきました。
食事の後は急いで準備を済ませて、鳩待峠行バス連絡所へ移動。
6時半のバスに乗車して、鳩待峠へ。

到着した鳩待峠で準備を済ませ、左奥にある至仏山登山口から登山スタートです。

階段を登ったりしてひと汗かくと、登山道はなだらかな木道になって歩きやすくなります。
やがて左前方には、笠ヶ岳(2057.5m)が姿を見せるようになってきました。
今回は登らないのですが、なかなか形の良いピークです。

尾根が右に折れてオヤマ沢の水場を過ぎると、オヤマ沢田代という小さな湿原に出ました。
まだワタが開き切らないワタスゲが一面に咲いていました。

笠ヶ岳への分岐を過ぎるとベンチがあってそこで一息。
その先が本格的な至仏山の登りです。
急な木の階段を登ると、少々滑りやすい露岩の点在する道となります。

途中の小至仏山(こしぶつさん・2162m)から見た、至仏山の頂上方面。
ここまで来ればもう一息…いや、まだまだかな?

小至仏山を背にして急な道を登りきると、その向こうにやっと至仏山の頂上が見えてきました。

たどり着いた、至仏山の頂上。
お昼ご飯を食べて記念撮影し、往路を鳩待峠へと引き返しました。


至仏山で見た花

至仏山は花の多い山として知られています。
今回目にした花を、いくつか紹介します。

左はツマトリソウ
オヤマ沢田代の手前の樹林の辺りに多く咲いていました。

右はタカネバラ
小至仏山から至仏山にかけての一帯で、ポツリポツリと見かけました。

左はホソバヒナウスユキソウ
地味ですがここと谷川連峰にしか咲かない珍しい花なのだそうです。

右はイワシモツケ
この至仏山のような、蛇紋岩の山にしか咲かない、やはり珍しい花です。

左はタカネシオガマ
ミヤマシオガマに似ているのですがちょっと違う、至仏山に多い花です。

右はイブキジャコウソウ
草のように見えますが、実はこれでも樹木なのだそうです。


尾瀬ヶ原へ

今回のお客様は鳥取から来られた皆さん。
至仏山を登っただけでお返しするのは気が引けたので、尾瀬ヶ原へもご案内する計画にしていました。

しかし至仏山から山ノ鼻への登山道は、下降禁止となっています。
そこで変則的なコースではありますが、一旦鳩待峠に下ってからさらに山ノ鼻に下り、それから尾瀬ヶ原を目指すことにしました。

少々時間が押してきていたので、鳩待峠での休憩もそこそこに、山ノ鼻へ。
一息ついて、さっそく尾瀬ヶ原へと向かいます。

尾瀬ヶ原に入るとすぐに、満開のニッコウキスゲが我々を迎えてくれました。

池塘の間に着けられた木道をたどって、尾瀬ヶ原をどんどん進んで行きます。
向こうに見えるのは燧ヶ岳。

振り返ると背後には、先ほど頂上に立ったばかりの至仏山がそびえていました。

少々遅くなってしまった時間に到着した、龍宮小屋
気持ちの良いお風呂で汗を流し、晩ご飯の時にはビールで乾杯!
盛りだくさんだった1日も、やっとこれで終わりとなりました。

<参考コースタイム>

鳩待峠(07:11)―オヤマ沢田代(09:04)―小至仏山(09:57)―至仏山(11:04~11:34)―小至仏山(12:35)―オヤマ沢田代(13:23)―鳩待峠(14:42~14:53)―山ノ鼻(15:50~15:58)―龍宮小屋(17:05)


山旅ロガーの軌跡

中央下の軌跡が逆L字に折れ曲がっている頂点が鳩待峠。
そこを起点にまずは至仏山をピストンし、その後に右上の龍宮小屋まで歩きました。

▼参考書籍

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