2014年6月14日

活火山の面白さを満喫した那須岳。

風の旅行社による登山ツアー「邦岳探訪の旅」のガイドとして、栃木・福島県境の那須岳(なすだけ・1915m)へ行ってきました。

那須五岳とも呼ばれれ、主要ピークは複数ある那須岳ですが、今回登ったのは、茶臼岳(ちゃうすだけ・1915m)と朝日岳(あさひだけ・1896m)の2座。
出だしは雨が降っていたものの、朝日岳の頂上ではガスが切れて、荒々しい姿の茶臼岳を望むことができました。

出発は新宿を7時ちょうど。
那須ロープウェイの山麓駅に着いたのは10時36分で、11時のロープウェイに乗り込みました。
往復料金は1,130円。
乗っている時間は、わずか4分程度です。

那須ロープウェイのさんちょう駅に着いて外にでると、雨が降る空模様。
梅雨の合間の晴天を期待したのですが、そんなに都合良くはいきませんでした。

皆で雨具を着用して、登山スタートです。

さんちょう駅を出てすぐの分岐を右に入り、ガラガラの斜面を直上。
やがて右から回り込むように進めば、右手に旧火口が見えるはずなのですがガスがかかって何にも見えませんでした。

お鉢を時計回りに歩くと、左手に三角点があったのでちょっとだけ立ち寄りました。

到着した茶臼岳頂上で、参加者の皆さんと記念撮影。
多少は日も差すようになってきて、この後の天候回復の期待が高まります。

茶臼岳を後にして、さらに時計回りにお鉢巡りを続けます。
とはいってもこの旧火口は直径約100mと小さくて、あっという間に回ってしまいます。

それでも露岩の向こうには、次に目指す朝日岳の姿も見えてきて良い感じです。
やっぱりこれから登る山の姿が見えている、というのは気分が良いものです。

お鉢巡りの道を外れて、峰ノ茶屋跡へと一旦下降。
風の名所であるこの場所は、今回もかなりの強風が吹いて寒さを感じました。

峰ノ茶屋跡を過ぎると、いよいよ朝日岳の登りです。
途中には手すり用の鎖も設置されていますが、傾斜は緩くて足場も広いため、補助的にほんの少し使うくらいです。

急登の区間が終わり、朝日岳の肩に出ると、頭上には青空が。
そこからわずかで登り詰めた朝日岳頂上では、日光の山々などは見えなかったものの、先ほど通過してきた茶臼岳の全容を見渡すことができました。

下山は峰ノ茶屋跡までは往路を引き返し、そこからは茶臼岳北西面のトラバース道へと向かいました。
途中では無限地獄と呼ばれる、けっこう迫力のある噴気孔があって面白いコースです。
登山道の分岐点となっている牛ヶ首からも、茶臼岳中腹の噴気を望むことができて、火山の面白さが満喫できました。

牛ヶ首からは茶臼岳南面のトラバース道をたどって、那須ロープウェイさんちょう駅へ。
眼下には那須高原が広がって、最高の展望を楽しみつつ登山を終えました。

<参考コースタイム>

那須ロープウェイさんちょう駅(11:16)―那須岳三角点(12:02)―茶臼岳(12:11~12:36)―峰ノ茶屋跡避難小屋(13:16)―朝日岳(14:06~14:16)―峰ノ茶屋跡避難小屋(14:53)―牛ヶ首(15:28)―さんちょう駅(15:55)


山旅ロガーの軌跡

▼参考書籍

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