2014年5月25日

穏やかな笹原の広がる大菩薩峠。

風の旅行社による登山ツアー「邦岳探訪の旅」のガイドとして、山梨県の大菩薩嶺(だいぼさつれい・2056.9m)へ行ってきました。

これは大菩薩嶺よりも有名かも?しれない、大菩薩峠の様子。
今回は先に大菩薩嶺に登って、下山後に通りました。

古くは江戸と甲州を結ぶ裏街道・青梅街道の最大の難所だったところ。
関所があって通行手形が必要となる、表街道の甲州街道を歩く訳にはいかない、事情のある人によって利用されていた峠です。

新宿を出発し、ロッジ長兵衛の立つ上日川峠までバスで移動。
ただし駐車場は大混雑!
ガードマンの人による交通整理が行われており、一般車で来た方は、ずいぶんと離れたところに駐車するような状況でした。

ここでお手洗いを済ませて登山スタートです。

しばらくは細い車道と平行する、ブナ林の美しい登山道を歩きます。

ひと汗かく頃、次の山小屋・福ちゃん荘に到着。
小休止の後、分岐を左に入って唐松尾根を目指します。

唐松尾根の前半は、左右にカラマツの生えるなだらかな尾根道が続きます。
しかし途中の小ピークからは一気に急登に変わり、右手に笹原の広がる斜面を登ります。

雷岩のところで稜線に出て、そこから左へわずかに行くと、大菩薩嶺の頂上。
みんなで楽しく、記念撮影をしました。

大菩薩嶺の頂上は展望なく、早々に下って雷岩のところでお昼ご飯。
今回は女性の参加者が多く、経験豊富な方が若い初級者の方に山の魅力をいろいろと解説。
私も参考になりました!

昼食後は、笹原の美しい稜線をのんびりと下って大菩薩峠を目指します。
これは途中の賽ノ河原付近から振り返って見た、雷岩方面。
高原的な明るい景観です。

やがて大菩薩峠を舞台に仏教的な観念を描いた小説『大菩薩峠』の執筆者・中里介山供養した仏塔である、「中里介山供養塔」の前を通って大菩薩峠へ。
峠には山小屋・介山荘が立って、多くの登山者で賑わっていました。

大菩薩峠からはすぐ西側の林道に出て、福ちゃん荘の前を経由して、上日川峠へと戻りました。

ところで今回は、残念なことに期待した富士山(ふじさん・3775.6m)の展望は得られませんでした。。
それでも暑くもなく寒くもなしの気候は山歩きには最適で、和やかな雰囲気のとても楽しいツアーとなりました。

<参考コースタイム>

上日川峠(09:42)―福ちゃん荘(10:07)―雷岩(11:14)―大菩薩嶺(11:32)―雷岩(11:45~11:12)―大菩薩峠(12:55)―福ちゃん荘(13:43)―上日川峠(14:09)
左下が上日川峠。
そこから時計回りを描くように、大菩薩嶺から大菩薩峠を周回しました。


山旅ロガーの軌跡



下山後の入浴施設


▼参考書籍


古くから歩かれている大菩薩峠(と大菩薩嶺)は本当に名山として認知されており、いろいろなくくりでの百名山に含まれているようです。

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