2014年4月24日

和気アルプス・鎌尾根リッジルートとチンネ・スラブルート。

鳥取県米子市にお住まいの皆さんをご案内して、岡山県の和気アルプスに行ってきました。
20回以上も通った和気アルプスですが、訪れるのは2012年の12月8日以来。
その後、東京都に移住したこともあって、1年4ヶ月ぶりということになりました。

これは今回歩いた、鎌尾根リッジルートの独標付近。
低山ながら、なかなか迫力のある岩稜なのです。

今回の起点は藤公園の駐車場。
そこから山に向かうと、すぐに岩壁が目に入ってきます。

右が鎌尾根、左が奥壁。
このすぐ先に目立たない登山口があり、鹿よけゲートを潜って登山道に入ります。

間もなく現れる分岐は、右の鎌尾根リッジルート方面へ。
次第に傾斜が強まり、岩場も出てきますが特段に難しいことはありません。

独標を越えると樹林となり、思いのほか長い東平尾根を淡々と歩いて、神ノ上山(こうのうえやま・370.3m)から和気中学校へと下る、メインの登山道に合流。
そこからは少し下って左にそれて、鷲ノ巣岩の別名を持つ白岩様の岩壁の上へ。

白岩様からは、これから通過するチンネ・スラブルートの全容を見下ろすことができました。
この写真の左上から右下に下る、なだらかな岩尾根がそのコースです。

白岩様は上から見て右側の、樹林に近い岩場を目印を追って慎重に下ります。
下りきったら白岩様の基部を通過し、トラバース気味に踏跡を進めば、左手に登る緩傾斜の岩場が現れます。
それがチンネ・スラブルートの取り付きです。

チンネ・スラブルートの前半は、110mスラブと名付けられた、長い一枚岩の登りとなります。
平均傾斜は30度くらい。
上部では鎖も下がっていますが、そんなに頼る必要もないでしょう。

一枚岩を登り切ると、大きな露岩が現れて進路が塞がれるような感じになります。
ここからがチンネの始まり。
露岩はいったん左手に進み、そこから隙間を登るように右手に移って、最後はリッジ上を進むようにして通過。

チンネを通過すると再びメインの登山道に合流。
そこからはそのまま登山道を登って、和気アルプスの最高峰となる神ノ上山の頂上に立ちました。
途中のあちこちにミツバツツジが咲いてきれいでした。

神ノ上山からの下山は再び東平尾根をたどり、こんどは鎌尾根リッジルートではなく奥壁ルートへと進みました。
これは奥壁の展望所から見た鎌尾根の全容。
本当に形の良い岩稜です。

展望所からは、岩のない道をたどって下山。
しかし傾斜は急で、木にぶら下がりながら必死に下りました。

下山後は米子市に戻るお客様と別れ、JR山陽本線和気駅へ。
和気駅前にはど~んと和気富士(わけふじ・172.8m)がそびえ、ユニークな景観を見せていました。

<参考コースタイム>

藤公園駐車場(09:27)―登山口(09:37)―白岩様の上(11:00~11:08)―白岩様の基部(11:28)―チンネ(12:10~12:41)―神ノ上山(13:13~13:26)―奥壁展望台(14:19~14:33)―登山口(15:09)―藤公園駐車場(15:17)


山旅ロガーの軌跡

地図画像中央やや右の川沿いが藤公園。
そこから山に向かい、登って下りて、また登ってという感じでルートを結んで歩きました。

▼参考書籍


右から2冊め、『岡山県百名山』では神ノ上山の歴史について多く書かれており、そういうことに興味のある方にはとても参考になります。
一番右の雑誌『山と渓谷』2013年4月号では「岡山のミニ山脈・和気アルプス」として、6ページに渡って和気アルプスが取り上げられています。
執筆したのは私です。
古い号ですがまだ入手は可能と思いますので、ぜひお手にとって読んでみてくださいね!

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