2014年4月8日

裏妙義を縦走して丁須ノ頭に登りました。

群馬県の奇峰・妙義山(みょうぎさん)の2日目は、妙義湖のある中木沢の左岸の山稜、いわゆる裏妙義と呼ばれる一帯を目指しました。

これは稜線に出てすぐのピークである、風穴尾根の頭のやや下にある露岩上から見た、裏妙義の核心部。
左から烏帽子岩赤岩、そして丁須ノ頭(ちょうずのかしら)です。
烏帽子岩と赤岩は右から巻きますが、丁須の頭は直下まで行って、小さく見える岩峰の上にはロープで確保をした上で登りました。

宿泊した国民宿舎裏妙義、朝食も美味しくていい感じでした。
その後、準備をして出発。
前方には険しい岩峰が見えていて、緊張感が高まります。

それでも稜線までは思いのほか長く、途中の馬頭観音像の前と水の流れる小沢の前との2回の休憩をはさみ、2時間半近くもかかりました。

これが稜線に出た地点、三方境という場所です。
左へ向かうと裏妙義だけでなく、妙義山全体の最高峰となる谷急山(やきゅうやま・1162.1m)の頂上に至るのですが、我々は今回は右へ。

稜線に出てすぐのピークである風穴尾根の頭を越えると、稜線には不思議な板状の岩稜が断続します。
これを右に左にとかわしながら進んでいきます。

途中の大きな烏帽子岩は、右手を鎖でトラバース。

時にはハシゴを下ったり、絶壁上に渡された桟道を伝う箇所も。

続く赤岩の大絶壁も、鎖を伝ってトラバースしつつ一気に巻いて通過。

チムニー状の長く嫌らしい鎖場を登り、続くリッジ状の短い鎖場を登ると、いよいよ目の前に丁須ノ頭が姿を現しました。
きのこ状の不思議な岩峰です。

ここは一応鎖は下がっていますが、オーバーハングしている部分もあって、それだけ掴んで登り降りするというのは通常は考えられません。
右手のテラスで準備をし、ロープでビレイをして取り付きます。

左は丁須ノ頭頂上直下を登っているところ。
鎖そのものは短いのですが、岩峰基部から左に回り込んだ、足元が数十メートルも切れ落ちた一角を登るので、高度感はかなりのものです。

右は丁須ノ頭の基部を下っているところ。
こうやって見ると丁須ノ頭は、本当に変な形をしています。

ところで下山は北面の鍵沢コースを予定していたのですが、上部に残雪が目立ったので敬遠。
南面を下る、籠沢コースを目指しました。

こちらも鎖場が断続する、少々嫌らしいコースで神経を使いました。

途中の木戸と呼ばれる平坦地の下で、やっと鎖場から開放!
後はのんびり歩いて国民宿舎裏妙義に戻り、タクシーを呼んでいただいてJR信越本線の横川駅へ向かいました。
運賃は2,440円でした。

<参考コースタイム>

国民宿舎裏妙義(08:19)―馬頭観音像(09:08)―三方境(10:45)―丁須ノ頭(13:24~14:26)―木戸(15:49)―国民宿舎裏妙義(16:27)


山旅ロガーの軌跡

山旅ロガーで記録した軌跡、今回はYahoo!地図にしてみました。
右の国民宿舎から、時計回りで歩いています。

本当は山旅ロガーで出力するブログパーツを掲載できれば良いのですが、このブログで使っているbloggerでは本文中にうまく貼り付けられないのです。。
近いうちに、何とかできないものか調べてみます。。。


下山後のお弁当

下山後はJR高崎駅で売っていた、だるま弁当を買って高崎線で食べながら帰りました。
だるま型のケースに目が行きがちですが、お弁当としてもなかなか美味しいものでした。
お値段は1,000円。
高崎方面に行く際は、一度は食べてみると良いでしょう。

▼参考書籍

 
妙義山のコースガイド執筆と言えば、ハイグレード・ハイキングで知られる打田鍈一さん。
著書『藪岩魂 ハイグレード・ハイキングの世界』でも表妙義縦走を取り上げていますし(コースはやや違います)、調査執筆している「山と高原地図」でも詳細にコースの状況が記述されています。

また古いものですが、『アルペンガイド7 奥日光・足尾・西上州』も入手できればとても役立つでしょう。
この本でも妙義山の章を担当しているのは、打田鍈一さんです。

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