2014年4月6日

滝子山・南稜を登って檜平から下山。

中央線沿線の滝子山(たきごやま・1620m)の南稜、通称寂ショウ尾根を登りに行ってきました。

登山が始まるJR中央本線笹子駅の標高が602.6m。
そして頂上が1620mと、標高差はほんの少しですが1000mを越えるくらいあり、また上部には難しくはないものの岩場も現れる、トレーニング登山には最適なコースです。

これは下山した、初狩駅の近くから見上げた滝子山の全景。
登った南稜を、矢印で示してみました。


笹子駅から国道20号を東へ進み、滝子山の標識のあるところから中央自動車道を高架で渡り、原集落に向かいます。

途中の神社を左から回り込み、大鹿川沿いの道を進んで橋を渡り、すぐ右にある林道を入って廃墟となったキャンプ場施設の一角へ。

すると滝子山を示す標識があるので、そこから尾根道を歩き、間もなく現れる林道を横断。
南稜下部の明るい尾根を登っていきます。

しばらくは単調とも言える尾根道なのですが、明るくてけっこう爽快。
途中にはブナの大木もあったりして、意外と飽きることなく登っていくことができるのです。


南稜の核心部

頂上近くなってくると、いよいよ傾斜が強くなってきます。
けっして難しくはないのですが、ちょっとした岩場が断続します。
おおまかに4つの岩場に分けられるこの核心部を、少し詳しく紹介します。

長い尾根道を歩いて、本当に岩場はあるのか?と疑問を覚える頃に現れる、この「鳥獣保護区」を示す看板。
この先から岩場が始まります。

最初はこのような岩稜を直上。
写真では伝わりにくいですが、傾斜は意外と急。
しかし15mほどで終わり、しばらくは普通の道となります。

次の岩場は、左へトラバースしつつ突破。
一番急な辺りには鎖が設置されています。
ただし手がかり、足がかりは多いのでそんなに頼る必要はないでしょう。

次の岩場は、暗い樹林の中の露岩帯。
見た目は大したことはないのですがツルッとしており、滑りやすいので要注意。

いったん小ピークを越えた先で、平なのですが尾根全体が岩になった箇所が現れます。
この先で一歩下るのですが、高度感があるので慣れていない人は注意が必要でしょう。

さらに登って、西の浜立山(はまたてやま・1482m)に続く尾根に合流。
そこから東へ向かうのですが、滝子山頂上手前で急傾斜となります。
岩場ではないのですが、今回のように雪の乗っている時は滑りやすく、ロープの助けも借りて慎重に登りました。



たどり着いた、あんまり広くない滝子山の頂上。
本来は富士山(ふじさん・3775.6m)が見えるのですが、残念ながら今回は展望は今ひとつ。

風が強くて寒かったため、早々に頂上を後にしました。

下山は檜平を経て、初狩駅へ。
途中の男坂、女坂の分岐は、残雪を敬遠して南斜面を歩く女坂へ。
1ヶ所、倒木が道をふさいでいたので、上から大回りして通過しましたが、後は特に問題なし。
もしかしたら軽アイゼンを使うかも?と思って持参していましたが、結局一度も取り出すことなく、山麓へと下りました。

<参考コースタイム>

笹子駅(09:15)―キャンプ施設跡(09:52)―林道横断点(10:19)―浜立山分岐(12:39~13:05)―滝子山(13:28)―檜平(14:12)―初狩駅(16:45)


山旅ロガーの軌跡

左下から登って、右下へ下山。
う~ん、ちょっとあんまり参考にはならない画像です。。
ちょっと見せ方をもう少し、検討してみます。。。

▼参考書籍

 
新・分県登山ガイド14『山梨県の山』および、雑誌『岳人』2013年6月号の「登れ!いい山」で、滝子山南稜が取り上げられています。

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