2014年3月18日

地震による崩落箇所のあった三倉岳。

窓ヶ山(まどがやま・714.4m)、大峰山(おおみねやま・1050m)と広島県西部に位置する二つの中国百名山を登った翌日は、やはり広島県西部の名峰として広く知られている、三倉岳(みくらだけ・701.8m)を目指しました。

これは車を停めた、三倉岳休憩所の前から見上げた三倉岳の下ノ岳(左)、中ノ岳(中央)、上ノ岳(右)。
あまり中国地方では見ない、岩々しい容貌です!
ここが古くから、クライミングの対象として登られていることも納得です。

この山の登り方としては、通常は上ノ岳から中ノ岳、を経てその奥の最高地点となる三倉岳の頂上に立つ、というもの。
しかし今回は、先日(2014年3月14日)に発生した地震の影響により、中ノ岳と下ノ岳の間に崩落箇所が生じているということでした。

直接下ノ岳を目指して三倉岳に立ち、そのまま下山するピストンコースであれば問題ないそうなので、我々も無理をせずそうすることにしました。

駐車場から木々が伐採された平坦地を歩き、途中の分岐で左へ。
少し登った四合目小屋のところで、もっと下の登山口から下ノ岳方面に登る、Aコースへと合流しました。

これはその四合目小屋の前から見上げた下ノ岳。
やはりなかなかの迫力です!

Aコースの登山道は、概ね急斜面に石の階段が続く、というもの。
それでも傾斜は程よくて、大きな疲労感はありません。

途中に五合目、六合目、七合目、そしてやや崩れかかった八合目の標柱があって、ペース配分の良い目安になります。

稜線に登り詰めたところが、九合目小屋。
ガイドブックには今も小屋マーク入りで表示されていますが、どうやら随分前に倒壊した様子。

ここからはまず、右手の下ノ岳を目指しました。

九合目からはわずかでたどり着いた、下ノ岳の頂上。
ここの別名は、夕日岳。
三倉岳の一角でも、最も展望の良い場所なのだそうです。

ただし今回は、小雨混じりの天候であり、景色はまったく見えませんでした。。
残念です。。。

ところでこの下ノ岳の頂上直下は、足元が大きくえぐれている箇所があったため、手すり用のロープを張って通過しました。
でもここはどうやら、先日の地震によるものではなさそうです。
岩の上に土が乗っているような感じのこの山では、雨などによるこういった登山道へのダメージは、頻繁にあることなのでしょう。

九合目まで戻った後は、三倉岳の頂上へ。
体を冷やさない程度に休憩をして、早々に下山をすることにしました。

三倉岳のAコース、沢沿いを歩いたりシダの多い区間を歩いたりと、微妙に変化があって退屈しない、良いコースだと思いました。

<参考コースタイム>

三倉岳休憩所(10:09)―四合目(10:29)―九合目(11:36)―下ノ岳(11:52)―九合目(12:04)―三倉岳(12:13~12:31)―九合目(12:38)―四合目(13:25)―三倉岳休憩所(13:45)


山旅ロガーの軌跡

画像中央下の三倉岳県立自然公園から、左上の三倉岳へのピストン。
Googleの航空写真にも、下ノ岳、中ノ岳、上ノ岳の岩場ははっきりと写っています。


三倉岳休憩所について


三倉岳からの下山後は、お客様からの提案で三倉岳休憩所でコーヒーを飲んでいくことになりました。

山の装備を片付けて、何の気なしに入った休憩所。
しかしそこには…。

かわいい猫ちゃんがたくさん!
ぜんぶで5匹もいるのだそうです。

コーヒーの料金は300円。
豆から挽いた美味しいコーヒーだったのですが、私は猫と遊べたことのほうが嬉しかったかも。
ひさしぶりに動物と遊んだ、楽しいひと時でした。

▼参考書籍

   
右の『フリークライミング日本100岩場5 中国・四国・九州』では、三倉岳のクライミングエリアが掲載されています。

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