2014年3月15日

春らしい陽気の愛宕山を歩く。

一昨日に引き続き、NHK文化センター米子教室の登山教室で岡山県高梁市の愛宕山(あたごやま・427.7m)に行ってきました。
こんどの教室は「さわやかトレッキング」。

雨降りだった2日前とは打って変わって、この日は春らしい暖かな陽気。
講座名どおりの、さわやかなトレッキングを楽しむことができました!

これは登山口やや手前から見た愛宕山。
取るに足らない裏山、と言ってしまえばそれまでですが、けっこう変化があって楽しいコースなのです。

スタートは城下町である高梁市を訪れる人のための、観光駐車場から。
紺屋川美観地区をたどって、高梁市街の東側の山のほうへ向かっていきます。

歩き始めてすぐに、城下町らしからぬ建物が目に入るのですが、これは高梁基督教会堂
1889(明治22)年に建てられた、岡山県内最古の教会であり、県指定史跡にもなっているものです。

教会の先で踏切を渡り、そこからは右の寺町の通りへ。

谷間の小さなこの街に、よくこんなにあるものだと驚くくらいのお寺があります。
それにお墓もたくさんありました!

寺町の通りの一番奥に近いところにある、松連寺の境内右手の小道が、愛宕山の登山口へと続いています。
境内には見事な造りの宝篋印塔があり、その向こうには思いのほか立派な愛宕山の頂上が見えていました。

細い車道を登ると奥に鳥居があって、その先が登山口です。

登山道は樹林の中のジグザグ道。
ほどほどの急登ではありますが、決して長くはないので気は楽です。

この登山道は、本来は山頂の奥に立つ長運寺というお寺の参道。
お寺までの距離を示す丁石は、今では四丁(お寺まであと約436m)と二丁(お寺まであと約218m)しか残っていません。
それでも見通しの悪いこの登山道では、良い目安になりました。

たどり着いた長運寺。
ただし長運寺は神仏混合のお寺。
お堂は小さく、向かいに立つこの神社のほうが立派です。

この山は愛宕山であることから、この神社は愛宕神社だろうと思ったのですが、額束に書かれていた文字は「●●宮」というものでした。
はっきりと読み取ることができなかったのですが、愛宕神社ではないのかな…詳細はちょっと不明です。。

さて長運寺の境内で、お昼ご飯タイム。
2日前は大雨で、神社の軒下に入って震えながら食べたのですが、今回は快適!
思い思いの場所で楽しい食事をいただきました。

食事の後は、中国自然歩道経由で高梁市街へ。

途中にはいかにもかかしらしい姿のかかしがあったり、地神を祀る碑があったりして、意外と見どころたくさん。
短い区間ではありますが、本場(?)のネパールでのトレッキングを彷彿させるような、そんな雰囲気の良い道でした。

途中からは妙に交通量の多い車道を下って元親池へ。
そこからは細い川沿いの小道を歩き、紺屋川美観地区経由で高梁観光駐車場へと戻りました。

<参考コースタイム>

高梁観光駐車場(10:13)松連寺―(10:35)登山口―(10:55)長運寺―(11:56~12:34)―元親池(13:46)―高梁観光駐車場(14:00)


山旅ロガーの軌跡

左上の高梁市街から、反時計回りに歩きました。
緑の濃い一帯ですが、この辺りはエリアとしては吉備高原になります。

高梁市には以前は入浴施設があったそうですが、現在は休業中。
止むを得ず、少し離れたまにわ温泉『白梅の湯』まで行って入浴しました。

高梁観光駐車場からはバスで約1時間、入浴料金は500円です。
快適なお風呂ですが、お湯の温度はややぬるめ?
露天風呂のほうが暖かで、気持よく入ることができました。

▼参考書籍

 
愛宕山のみを取り上げたガイドブックは、たぶんないと思います。

左の『岡山県の歴史散歩』では、登山口の下にある松連寺や、高梁基督教会堂などについて記されています。

また右の『岡山の山 百選』では高梁市の南東に位置する、鶏足山(けいそくさん・585m)のアプローチとして、愛宕山の登山道について触れられています。

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