2013年8月7日

夏山気分を満喫した槍ヶ岳。

槍ヶ岳(やりがたけ・3180m)を登るツアーの2本目の2日目、この日はすっきり快晴!…とはいかなかったのですが、それでも夏山気分を十分満喫できる晴天の下、槍の穂先を無事に登ることができました。

これは頂上に立った後、肩から見上げた槍の穂先。
同様の行程で頂上に立った2日前とは、まったく違った明るい雰囲気であり、登山者も列をなして登っていました。
横尾山荘を早朝に出発し、槍沢左岸の登山道をゆっくりと歩いていきます。
暗い沢筋の向こうには、朝日を浴びた明るい山並みが姿を見せていました。

2日前と同様に、槍沢ロッヂでは少し時間を多めにとって休憩。
玄関を入って左手に、100円のセルフサービスコーヒーがあったので、さっそくいただきました。

私はコーヒーが大好きなのですが、時間の制約のあるツアーのお仕事中では朝の出発時は忙しく、ゆっくりコーヒーを飲む時間もなかなかとれないのです。

槍沢ロッヂを出て、ババ平、大曲りを過ぎるといよいよ急登の始まりです。
コバイケイソウの群落も、青空の下では白い花の色が映えてとても良い感じでした。

ジグザグの急登を過ぎて、グリーンバンドと呼ばれる平坦地に出ると…いよいよ目指す槍ヶ岳の頂上(穂先)が見えてきました。
参加者の皆さんは大喜びです!

これは殺生ヒュッテの立つ殺生平を過ぎた、槍ヶ岳の肩直下の登り。
40分ばかりかかるジグザグ斜面なのですが、全行程中でも最も疲労感を強く感じる場面でしょう。

さて槍ヶ岳の肩に立つ槍ヶ岳山荘に到着したら、すぐに準備を整えて穂先に向けて出発です。
しかしこの日は、天気が良くて取り付く人が多く、少々渋滞気味。
途中のところどころで、立ち止まって前の人が抜けるのを待ちました。

槍の穂先の登りは、難しく怖いのではないか…と感じておられる方も多いようですが、実際はそうでもありません。
手順、足順を間違えないようにはしごや杭をたどって行けば、比較的岩場に慣れていない人でも、自然に頂上に行くことができます。

特にこの日のような混雑気味の時は、あまり深く考えなくても、前の人について行けば何とかなってしまうとも言えるのです。

しかし頂上直下のはしごは傾斜も強く、足先の収まりが悪い箇所もあるので要注意でしょう。

たどり着いた、槍ヶ岳の頂上。
本当に大混雑で、写真に写っているのは人の脚ばかり!

しかも晴れているとは言いつつも思いのほか雲も多く、周囲の山々の姿はあまり見ることができませんでした。。

さて混んでいたとはいえ、2時間足らずで穂先を往復し、ゆっくりとくつろいだ後は夕食です。

この槍ヶ岳山荘は、2日前とメニューはまったく一緒。
それでも美味しくいただくことができました。

夕食後は一部のお客様と一緒に、槍ヶ岳山荘の右手奥にある避雷針の立つ小ピーク、通称、避雷針岳に上がってみました。
見ると小槍を従えた槍の穂先の姿を、ばっちりと望むことができました。

さらに右手を見ると、よく目立つ常念岳(じょうねんだけ・2857m)の手前にそびえる西岳(にしだけ・2758m)の中腹に、槍ヶ岳の影が映っていました。

そして間もなく、日没です。
沈みゆく太陽の左手には、日中は雲に隠れて見えなかった笠ヶ岳(かさがたけ・2897.5m)も見えていました。
とても美しい夕日であり、同じ場所にいたお客様や、その他の登山者の方々も、感激されていました。

▼参考書籍


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