2013年8月29日

御来光に染め上げられた白山。

北陸の白山(はくさん・2702.2m)登山の2日目は、午前四時過ぎ、宿泊先である白山室堂の前に祀られる、白山比咩神社の太鼓音と共に始まりました。

御来光のちょうど1時間前に鳴らされる、この太鼓。
その音を合図に、多くの登山者が一斉に白山の最高地点である、御前峰(こぜんがみね・2702.2m)を目指して登り始めるのです。

我々もそれに合わせて、ヘッドランプを灯して室堂をスタート。
暗い道を慎重に登って御前峰の一角に到達したら、あとは風の当たらない東寄りの岩角に陣取って、御来光を待ちました。

やがて雲海の彼方の、山並みの向こうから待望の太陽が登り始めました!

これはちょうど、北アルプスの大キレットから太陽が登っていることになります。
太陽から左に少し離れた突起が槍ヶ岳(やりがたけ・3180m)。
そして太陽のすぐ右手に北穂高岳(きたほだかだけ・3106m)、涸沢岳(からさわだけ・3110m)、奥穂高岳(おくほだかだけ・3190m)、その次はたぶん前穂高岳(まえほだかだけ・3090.2m)が見えていて、西穂高岳(にしほだかだけ・2909m)。
少し離れて乗鞍岳(のりくらだけ・3025.6m)も見えています。

槍・穂高連峰の全体を見渡す、素晴らしい眺望です。
この御来光による、モルゲンロートに染め上げられた御前峰の小高い一角に、白山神社の宮司さんが現れました。
その宮司さんの音頭により、頂上にいる登山者全員で万歳三唱をし、御来光を祝いました。

その後我々は、背後に移動をして御前峰の山頂標識のところで記念撮影。

さらにその背後に下り、火山である白山の古い火口に水がたまった池を巡る、お池めぐりコースを目指します。

これは池が七つある、お池めぐりコースの中でも最大の翠ヶ池
美しい水を湛えていました。

翠ヶ池の周辺には車状の綿毛を延ばしたチングルマの群落がありました。
高山の、夏の終わりらしい景観です。

これは万年雪に覆われた千蛇ヶ池
この雪の下には、悪さをする千匹もの大蛇が閉じ込められているのだそうです。
恐ろしいところです…。

その他、点在する美しい火口湖を散策しながら、鐘の音を聞いてから2時間半くらいをかけて、白山室堂へ戻りました。

白山室堂は、朝食もセルフサービス。
自由な感じで、とても気持ちの良い朝食タイムです。

メニューもシンプルながらとても美味しく、私は味噌汁のおかわりをしました。

朝食後は、前日に登ってきた平瀬道を引き返します。

眼下の湖水は白水湖。
登山口にある、大白川ダムによって大白川の水が堰き止められてできた、ダム湖です。

途中で振り返ると、白山の頂上方面を望むことができました。

左が先ほど登った御前峰、右が通常は登山者は登らない剣ヶ峰(けんがみね・2677m)です。

さらに前方には、荒々しいガレ場の山である、三方崩山(さんぽうくずれやま・2058.8m)がそびえていて、終始その姿を望みながらの下りとなりました。

下山後は、平瀬登山口のすぐ脇にある大白川露天風呂で入浴。
石鹸、シャンプーは使えないですがお湯は良く、目の前に白水湖も広がって、開放的な良いお風呂でした。
入浴料も300円とリーズナブルなのも、嬉しいことでした。

▼参考書籍
   

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