2013年8月3日

いろいろな人がいた奥多摩の海沢川。

8月に入った最初の土曜日、奥多摩の沢へ泳ぎに行ってきました。

行き先は多摩川の支流の海沢川。
青梅線の白丸駅と奥多摩駅の中間辺りから右岸に流れ込む、大岳山(おおたけさん・1266.5m)を源頭とする深い谷です。
今回はその中でも脇に林道が通る、下流部のみを溯行する計画。
いわゆる“海沢下部瀑流帯”というところをたどるものです。

奥多摩駅から徒歩約1時間20分で海沢林道右手の下降点に到着し、身仕度を整えました。
ところが溯行開始直後、我々の後を海パン姿の若者3人が付いてきたのです。
いったい何だ???

聞くと、もっと下流からずっと、モリで魚を突こうと沢筋を歩いてきたのだとのこと。
しかし成果はまったくないようです。

その先の足の着かない大きな淵のところで、その若者たちは諦めて引き返していきました。。

続く大きな釜のところでは、ラフティングの会社が主催するキャニオニングツアーの真っ最中!
泳いで釜を渡り、滝を登って、その後はすべり台のように滝を滑り降りるとのこと。
大勢なので時間がかかるから、高巻くように勧められましたが、時間があるのでしばらく待って、我々も滝を登りました。

しかし私が初めてこの海沢下部瀑流帯を登ったのは、1991年7月のこと。
泳ぐ沢としては手頃なので、その後3~4回は足を運んでいます。
けれども当時は沢に入る人は少なく、いつも静かな溯行をしていたのですが…。
最近は人々の余暇の過ごし方も変わったのでしょう、こういう地味な沢に大勢が訪れることに、ちょっと不思議な思いを感じてしまいました。。

さらにその先の井戸沢出合の釜では、正統派である某大学山岳部もメンバーもトレーニング中でした。

井戸沢出合で海沢下部瀑流帯も終わり、左手の林道へ上がることができます。
でも今回はもうちょっとだけ登ろうと、その上の三ツ釜の滝まで登りました。
特に難しいことはなく、左壁を直登することができました。

ということで三ツ釜の滝で溯行を終了し、後は林道を歩いて下山です。
すると海沢下部瀑流帯への下降点やや下流の橋の下で、横たわっている人を発見!
どうしたの???
…う~ん、良く判りませんが、どうやらコスプレの若者達が、アニメか何かの場面を再現して写真を撮影しているような雰囲気でした。

本当にいろんな人がいた、今回の海沢川。
まあ自然に親しむ人が増えたことは嬉しいことであり、これはこれで良いことなのだろうと考えつつ、奥多摩駅へ戻りました。

▼参考書籍
  海沢下部瀑流帯の記載があるのはこの2冊。
ウォーターウォーキング』では、P78より「海沢中流」として、詳細に取り上げられています。
一方『東京起点沢登りルート120』では、P38の「海沢川」の欄外に、簡単な遡行図が掲載されています。

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