2013年7月21日

ユートピアから大休峠縦走。

米子市と近郊にお住まいの皆さんをご案内して、大山(だいせん・1729m)山系のユートピアから大休峠にかけての縦走に行ってきました。
宝珠尾根から三鈷峰(さんこほう・1516m)、振子山(ふりこやま・1452m)、野田ヶ山(のだがせん・1344m)とピークを越えて川床へと下山する、あまり道も良くない日帰りとしては少々ロングコース。

ちなみに今回はお客様9名の大所帯。
しかもそのうちの5名は、ご覧のような元気いっぱいの山ガール!
私一人では大変だったので、私が鳥取のほうで所属する山岳会・岳獅会(今や幽霊会員ですが…)から3名のサポートを得ての実施となりました。
下山先の川床に、岳獅会メンバーの車を配車してから大山寺に集合。
まずは大神山神社に向けて階段を登っていきます。

大神山神社からは治山道路を横断し、下宝珠越へ。
そこからアップダウンを繰り返す、宝珠尾根を慎重に登っていきます。

これは上宝珠越手前の崩落箇所。
一見不安定ですが、まあまあこれで安定しており、足場に気をつけさえすれば特に難なく通過できます。

上宝珠越の先で7月15日のゲリラ豪雨で崩れた箇所を横切って(踏み跡ができていて問題ありませんでした)、ユートピア分岐へ。
そこに皆さんの荷物をデポし、三鈷峰の頂上を目指します。

到達した、三鈷峰の頂上で記念撮影!

三鈷峰に立った後は、分岐まで戻って荷物を回収。
ユートピア小屋へ移動して昼食をとりました。
しかしこの日は、小屋の周辺に50人以上はいるであろう大混雑!
みんなで一緒という訳にはいかず、数人ずつに分かれての食事となりました。。

昼食後は象ヶ鼻の分岐から、振子山を目指して進みます。

ところで7月下旬の三鈷峰周辺は、たくさんのお花が咲くことで人気があります。
しかし三鈷峰近辺よりも、この象ヶ鼻からの下りのほうが花が多く、ずっと見応えがありました。
咲いていたのはナンゴククガイソウ、オオバギボウシ、シモツケなど、紫系の色鮮やかな花々でした。

さて尾根上の露岩であって目立たない振子山を通過し、急な岩場を下ってなおも進むと、前方のガスの中から、鋭い岩峰が姿を現しました。
このコースのハイライトである、親指ピークです。

親指ピークは2006年7月の豪雨で崩落が進みましたが、現在は不安定だった足場も十分安定してきています。
しっかりと足場を確認し、固定ロープの助けも借りればそれほど不安なく登ることができます。

反対側は岩が露出していますが、比較的傾斜が緩くて慎重に歩けば問題なし。
見た目よりもずっと容易で呆気なくはありましたが、とても面白かったと参加者の皆さんには喜んでいただけました。

次のピークは野田ヶ山。
私は20回近くはここに立っているのですが、今回初めて、金属製の山頂標識があることに気が付きました。
かつてはあった木製の標識は既に朽ち果ててしまい、以降は標識のないピークだとずっと思い込んでいました。

野田ヶ山からひと下りで大休峠。
ユートピア小屋に続き、この日2度目の大休止をとりました。

さらになだらかな道をたどって、川床を目指します。
これまでの尾根筋に比べると歩きやすいのですが、単調でもあるところ。
だんだん参加者の皆さんにも、疲労の表情が見て取れるようになってきました。

それでも間もなく、川床へ到着。
2011年9月の山陰豪雨でこの阿弥陀川を渡る橋は流出し、翌10月に新たな橋が設置されたのですが、それも6日前、7月15日のゲリラ豪雨で大きく破損してしまいました。
自然の激しさを感じつつも、破損した橋に堆積した土砂を伝って阿弥陀川は難なく横断。
長時間の登山も無事に終了し、大山寺に戻って解散となりました。

▼参考書籍
 今回のコースが三鈷峰の項で紹介されています。

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