2013年6月3日

来月、マッターホルンを目指します。

来月、スイス-フランス国境にそびえる、世界的にも広く名の知られた名峰・マッターホルン(4478m)を登るべく、スイスに向かいます。

出発は7月2日(火)で帰国は7月16日(火)、ちょうど15日間です。
その間は連絡のとれない状況となり、ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。

現地では7月3日(水)の夜にツェルマット入りし、15日(月)の朝に離れます。
従ってツェルマット滞在は丸々11日間。
この期間中に、マッターホルンを登りに行ってきます。

同行者は同じ山岳会・Climbing Club ZOOに所属する、小林千穂さん。
山岳雑誌、書籍に多く携わるフリーランスの編集者であり、雑誌『山と渓谷』において私が記事などを執筆する際には、これまで一番多く担当してくれた仕事仲間でもあります。
これは約1ヶ月前の、奥多摩の越沢バットレスでのトレーニング中の様子。

小林千穂さんは、私が山と渓谷に記事を書くようになって間もなく、上京時(当時私は鳥取県に住んでいたのでした)にご挨拶したのが出会った最初。
その後間もなく、千穂さんはClimbing Club ZOOに入会し、私の仲間と一緒に登るようになりました。

私とは主に冬の3000m峰を一緒に目指すようになり、2011年の12月から2012年3月にかけての冬期間には、毎月1座のペースで頂上に立つことができました。

1座目御嶽山(おんたけさん・3067m)
穏やかだった木曽御嶽山。 (2011年12月28日)

2座目仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ・3032.6m)
南アルプスの戸台から北沢峠へ。 (2012年01月07日)
冬晴れの仙丈ヶ岳。 (2012年01月08日)

3座目富士山(ふじさん・3775.6m)
富士山の迷い犬。 (2012年02月25日)
地吹雪に見まわれた富士山。 (2012年02月26日)
浅間神社参拝、その他。 (2012年02月27日)

4座目北岳(きただけ・3192.4m)
夜叉神峠を越えて野呂川へ。 (2012年03月13日)
急登が続く池山吊尾根。 (2012年03月14日)
明るい北岳の頂上へ。 (2012年03月15日)
下って登って夜叉神峠へ。 (2012年03月16日)

いずれも、登頂日には概ね天候に恵まれたことが、無事に登れたことの大きな要因だったと思います。

技術的な面で言えば、まあ私は登山経験も程々に長く、そこそこ難しめのところも多少は登ってきたつもりなので、このくらい登ったからといって、別にどうということはありません。

しかし千穂さんは登山経験は長かったものの、これまで雪山の経験はなし。
このシーズンに初めて雪山登山に取り組んだばかりなのに、4座とも頂上に立ったのです。
同行した自分が言うのも何ですが、なかなか凄いことです。

その千穂さんに、次の目標は?と聞くと、
「マッターホルンに行きたいです。」
とのこと。

マッターホルン…。
私は今までに2回、ヨーロッパアルプスに行こうと計画をしたことがあるのですが、諸事情があっていずれも断念。
でも最近はあまり外国へも行っていないし、ここでもう一度、ヨーロッパを計画してみても良いかも…。
そう考えて、ただちに一緒に登る約束をしたのでした。

ところで私がマッターホルンに行くと言うと、
「北壁に登るんだね!」
言ってくる友人が非常に多いです。
すみません、私も10年前のようなバリバリさ、過激さはもうないので、普通にヘルンリ稜ピストンを目指します。

ヘルンリ稜は、基本は慎重にルートファインディングをし、傾斜の強いところは張られている太い綱をつかんでいけば良いそうで、登山としてはかなり変則的な内容になるようです。
一番の難関は地元ツェルマットガイドとのやり取りだそうで、今回の我々のようにガイドレスで向かう者とルート上で出会った場合、かなり厳しい応対をしてくるのだとか…。
う~ん、目指す山の難関が、自然条件とかではなく、人間関係とは…。
頭の痛いところです。。

まああまりゴチャゴチャ考えていてもしょうがないので、とりあえずは無理のないよう、気を付けて行ってくるようにしたいと思っています。

▼参考書籍
 
上記の冬の3000m峰を目指した山行はその後、山と渓谷や関連書籍に、記事として載せていただくことができました。

山と渓谷』2013年2月号の第2特集「冬季3000m峰登頂ガイド」では、小林千穂さんの富士山登頂の熱いルポ記事を読むことができます。
一方、私は、御嶽山、仙丈ヶ岳、北岳のコースガイドを執筆させていただきました。

また『雪山エントリーコース』では仙丈ヶ岳のページに、私が楽しいルポ記事を書いていますので、ご覧になってみてください!

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