2013年6月20日

須走口からシーズンイン直前の富士山へ。

5日間の鳥取行きから帰った翌々日は、来月に計画しているスイスでの登山に備えて、高所順応に出掛けてきました。

行き先はもちろん、富士山(ふじさん・3775.6m)。
同行者は一緒にスイスへ行く、Climbing Club ZOOの千穂さんです。

今回は前夜に五合目を目指したのですが、富士スバルラインは強風のため通行止めになっており、代案として須走口へ。
私は初めて辿る(下山路の砂走りのみ、20歳の時に下った記憶があります)コースなのですが、千穂さんが詳しいということで、安心です。

山開きに向けての準備の真っ最中である、新五合目の菊屋、東富士山荘の前を歩き、小御嶽神社にお参りしてから登山道に入りました。
登り始め間もなくに見上げた、富士山山頂方面。

見慣れた富士宮口コース、吉田口コースとは異なり、山小屋がほとんど見当たりません。
登山者は少ない須走口ですが、その分山小屋も少なく、より自然に近い富士山の姿を望みながら歩くことができます。
今回は須走口コースにして良かったなと思いました。

山開き前の富士山は残雪量が心配なのですが、今回は新六合目を過ぎた先から、少しずつ雪の上を歩くようになりました。

これは今回のコース中、唯一営業をしていた七合目の太陽館。
200円でチップトイレも利用可能でした。

七合目と本七合目の間の雪田では、こぶし大の落石が転がってくる状況でした。
ここでヘルメットを着用し、上部を警戒しつつ登ります。

やがて本八合目で、吉田口コースと合流。

吉田口コースと合流してからは、雪を踏む箇所は少なかったのですが、代わりに風がかなりの強さになってきました。
これは決して休んでいる訳ではなく、強風をやり過ごすため耐風姿勢をとっているところです。

九合目の鳥居を過ぎて、いよいよ頂上間近!

たどり着いた、吉田口頂上。
ここも風は強いものの、背後に山小屋が並んで風除けになっており、何とか耐えられるくらいです。

一応、剣ヶ峰(けんがみね・3775.6m)も目指そうということで、閑散とした山小屋の前を左に進みます。
夏は“富士山銀座”と呼ばれるほど、大勢の登山者で賑わう一角です。

しかし山小屋の陰を出た瞬間、猛烈な風が!
風速はおそらく、25mはあるでしょう。
決して軽くはない私の体も、不用意に足を上げると浮き上がってしまいそうな風です。

慌てて引き返して石垣につかまり、剣ヶ峰は写真を撮るのみにしておくことにしました。

下山を始める際に、吉田口頂上から写した山麓の景色です。
雲は多いものの、山中湖などがきれいに見えていました。

八合目辺りまでは引き続き風に苦しめられましたが、それよりも下ると穏やかになってきました。
残雪の部分はキックステップで慎重かつスピーディーに通過し、一気に下山しました。

ところで山頂では二人とも程々の高所反応が出て、短い滞在ではありましたが良い高所反応トレーニングになったと思います。

【注意】
7月1日の山開き以前は、一般の登山は禁止されています。
登山道にはまだ雪があり、アイゼン、ピッケル、ヘルメットなどの装備と雪山での歩行技術、および経験が必須です。
経験の浅い方は、不用意に入山しないよう注意してくださいね。
(どうしても!という方は、私がご案内します…予定が合えば。。)

▼同行者のブログ
小林千穂の「山でわくわく」 : 富士登山(2013年06月21日)

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