2013年5月9日

思ったより楽しかった黒沢山。

鳥取県から東京都に拠点を移し、いったいどうなることかと思っていたゴールデンウィークでしたが、お陰様でお仕事をいただけて充実した日々となりました。

その後は雑誌『山と渓谷』の原稿を1本仕上げ、またバタバタと出掛ける準備に取り掛かりました。
東京に移ったとは言っても、鳥取との縁は完全に切った訳ではなく、月に1度は出向いてお仕事、その他をこなすような段取りになっているのです。

そういう訳で夜行バス・キャメル号に乗って鳥取県米子市へ。
すぐにNHK文化センター米子教室へ移動、「ゆっくり歩く登山教室」の受講生の皆さんをお迎えしました。

今回の行き先は、2ヶ月前に下見で登ってきた東部中国山地南山麓の里山である、黒沢山(くろさわやま・659.0m)。
少々地味な山、というのが率直な印象であり、登山教室当日はどうしようかな?と悩んでいたのですが、いよいよ実施日を迎えることになったのです。

けれども、案ずるより産むが易し!
青空の下、いろいろな草花を目にしながら(とは言っても、ほとんど雑草ですが)歩くことができて、けっこう楽しい里山歩きになりました。
頂上は展望なく、メインの見所がお寺という、少々抹香臭い(失礼!)コースではありましたが、若手受講生の方にも、ご満足いただけたようです。
スタートは「西山方」のバス停から。
10分ほど歩いて大きな溜池である、昭和池の畔に到着。
水面の向こうには、これから登る黒沢山がそびえています。

昭和池から東原集落までは車道を歩き、そこからいよいよ登山道に入ります。
しかし登山道とは言っても、かつては軽トラックで往来した作業道を転用したと思われる道。
幅広く、歩きやすくはありますが、まあ味気ない道でもあります。。

登山道を登り詰めると、何と頂上直下にある、万福寺への参拝者が利用する車道に合流。
車道をゾロゾロと歩いて、万福寺の裏手に回り込みます。

間もなく車道の傍らに、「黒沢山三角点 約80m」の標識が現れるので、それの示す階段状の登山道を登ります。
遠くには中国山地の山並みが見えているのですが…手元に資料がなく(今は出先なのです)山名は判りません。

たどり着いた頂上で、記念撮影。
展望なく、皆さんには今一つ不評の頂上でした。。

さて頂上から下って、すぐ下の万福寺の境内へ移動。
お参りの後、若い住職さんにお声かけして、境内でお昼ご飯を食べさせていただきました。
眼下には津山盆地の景色が広がる、なかなか素晴らしい境内です。

お昼ご飯の後は、本堂の背後に勧請されている、本四国八十八ヶ所霊場も参拝。
これは昭和58年に設置された、四国八十八ヶ所の御本尊を石仏で模したものであり、八十八ヶ所巡りをしたのと同等の御利益が得られるミニ霊場。
ちょっとした散策であり、それなりに楽しく回ることができました。

下山は電波塔の管理道から古い参道の方に入り、山田口の五叉路から西山方を目指しました。
(下見の時はうっかり作業道に入り込んでしまいましたが、今回はそのようなミスはしませんでした)
途中、色鮮やかな八重のヤマブキを見たり、マムシそっくりのアオダイショウの子どもにびっくりしたりと、意外と見所があって、飽きることなく歩き通しました。

下山後は、山田養蜂場のお菓子工房・ぶんぶんファクトリーに立ち寄って、ハチミツの試食もしてきました。
山田養蜂場はハチミツだけでなく、健康食品や化粧品のインターネット販売で知られる岡山県鏡野町の企業。
皆さん、レンゲやアカシア、さらにはヒマワリやコーヒーなど、様々なハチミツを舐めて味比べをしていました。

さらに近くの日帰り入浴施設である、湯の里 瀬戸川温泉に立ち寄って疲れを癒し、受講生の皆さんにとても喜んでいただけた一日となりました。


▼参考書籍
  
この3冊、いずれにも黒沢山は載っています。
今回も、前回の下見の時にも我々以外の登山者もあったので、岡山県では一度は登っておくべき山なのかもしれません。

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