2013年5月26日

奥多摩の人形山と日原鍾乳洞。

東京のほうで所属している山岳会である、Climbing Club ZOOの女子に誘われて、奥多摩へハイキングに行ってきました。

行き先は、日原の金袋山(きんたいさん・1325m)もしくは、その手前にある人形山(にんぎょうさん・1176m)。
耳慣れない名前の山でしたが、聞くと日原から長沢背稜に向かう、タワ尾根上のピークとのこと。
そして一番の見所は、人形山の頂上すぐ下に立つ巨大ミズナラ。
それさえ見れば、上の金袋山は行っても行かなくても、どっちでも良いのだそうです。

な~るほど、私もかつては『山とパワースポット』というあんまり人気の出なかった登山教室で、巨木を訪ねたこともあります。
また先日行ってきたばかりの隠岐の島でも、乳房杉などの大きな木に感動し、巨木に対する関心が高まってきているところでもあるのです。

はじめのうちは、「そこはどこ?」と思っていましたが、話を聞くうちにとても行ってみたくなってきたのでした。
そういう訳で、「Let's Go !」です。
人形山の登り口は日原を代表する神社である、一石山神社の境内から。
少し前までは日原鍾乳洞の入口前を通過した先、小川谷林道の辺りから登るのが普通だったそうですが、現在はそちらは落石多発のため、通行止めとなっているそうです。

しかし一石山神社からのコースは、かなりの急斜面を登るもので、難路とされています。
昭文社の『山と高原地図』にも、こちらのコースは破線で記されています。
足元に気を付けて、途中の露岩が張り出した場所では岩にぶつからないよう、慎重に登りました。

途中のベンチのある平坦地で一息つき、その上の露岩の多いさらに急斜面の箇所を登りきると、あとはなだらかな尾根道となりました。

やがて現れた、尾根上の小ピークには一石山(いっせきざん・1007m)と記された素朴なプレートがありました。

途中の木に生じたコブを見て、女子たちは
「でべそだ!」
と言って喜んでいました。

そして間もなく、斜めにかしいだ大きな木が前方に現れました。
これが人形山頂上直下の巨大ミズナラ、通称「金袋山のミズナラ」と呼ばれるものです。

このミズナラの幹周りは6.5m余り。
これまで、中国地方の大山(だいせん・1729m)山系の烏ヶ山(からすがせん・1448m)中腹で巨大ミズナラを見たことがありますが、そちらの太さは約5m。
こちらの方が、1.5mも太いことになります。
本当に見事なミズナラです。

ところで案の定、女子たちはこれ以上登る気はなく、ここで昼食をとって下山することになりました。
しかしこのすぐ近くにあるという、「謎のストーンサークル」と呼ばれる環状列石が気になり、それだけ探してみることにしました。
しかし今ひとつはっきりしない感じ??

それでも巨大ミズナラの上に円形の平坦地が2箇所あり、その先端にそれぞれ人為的に石が丸く置かれたような感じのところがありました。
たぶんこれがその、「謎のストーンサークル」なのでしょう。

下山は周回コースもとれるようでしたが、今回は往路を慎重に引き返しました。

一石山神社に戻ったのは、13時半。
まだまだ時間が早いので、日原鍾乳洞を見学することにしました。
私は1990年の9月以来となる、久し振りの入洞です。

「いうまでもなく…」の書き出しで始まる、何だか微妙に上から目線の案内板を読んで、予習中。

そしていよいよ、入洞。
この日原鍾乳洞の洞内は、大変に広いです。
私はケイビング好きで、あちこちの鍾乳洞を巡り歩いているのですが、こんなに広いのは他にはないかも?
いや、観光洞だったらこんなものなのかな??

内部は旧洞と新洞に分かれており、ぐるっとひと回り。
新洞はかなりの急傾斜の階段が続きます。

そして新洞の最上部には、このような鍾乳石が見学できるようになっていました。

まあまあそれなりに楽しめた、日原鍾乳洞。
ちなみに入洞する時は内部はひんやりし、寒いのではないかと心配になりますが、まったく大丈夫と思います。
階段を登ったり降りたりを繰り返すため、我々は汗だくになって出洞しました。

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