2013年5月14日

隠岐の島最高峰・大満寺山に登りました。

隠岐の島二日目は、いよいよ目的の大満寺山(だいまんじさん・607.7m)を登る日です。

宿泊先のホテルニューかじたにへタクシーに迎えに来ていただき、大満寺山南側の有木川沿いの林道へ。
大きな堰堤脇の旧登山道を見送って、林道終点が大満寺山の新登山道入口。
ここから一旦、沢筋に下って、しばらく先の登り口から登山道をたどって行きます。

ちなみにここは、2009年の頃は標識がなくて不明瞭だったのですが、今はしっかりした標識が立って、迷うことなく歩けるようになっていました。
少し急な尾根道を登り詰めて行くと、程なく平らな地形になり、大満寺山の山名の由来となった、大満寺の境内へと出ました。
しかしご覧の通り、歴史ある大満寺も今や荒れ寺。
物寂しさの否めない雰囲気が漂っていました。

大満寺からは荒れた本堂右手の登山道を登り、乳房杉への道を正面に分けて、左手の急登へ。

やがて道は平らになり、明るい尾根道を歩いて大満寺山の山頂に到着。
中国百名山の54番めに指定されている、展望良い頂上です。
しかしこの日は海霧が濃く、海岸付近の視界が限られて、海の景色はぼんやりとしか見えませんでした。。

大満寺山頂上からは北に下る道へ。
林道南谷線(舗装路)に出たら、600mほど離れた乳房杉に寄り道。
樹齢約800年とされる、高さ38mの巨大な天然杉です。
地上より少し上の部分から15本に分かれて上に伸びる複雑な樹形をしており、一般の杉のイメージとは異なる、見事な巨木でした。

林道南谷線からは北に向かい、鷲ヶ峰(わしがみね・560m)の三角点峰(555.3m)へ。

また寄り道をして、三角点峰から北東方向に延びる岩尾根をたどって、展望所と呼ばれる岩峰を目指します。
ところでこの時期、鷲ヶ峰の周辺はオキシャクナゲの花が見頃を迎えるのだそうですが、今年は開花が遅れているようでした。
それでも数は少ないながらも、ところどころで美しい花を目にすることができました。

鷲ヶ峰展望所から見た、鷲ヶ峰本峰。
左手に切れ落ちる、屏風岩の岩壁が圧倒的です。

ところでここから鷲ヶ峰本峰へは、登山道はつけられていません。
私は以前、ヤブを漕いで本峰頂上に立ったことはあるのですが、展望もなく不快であって、敢えて登るような場所とは思えませんでした。

いっぽうこちらは、同じ鷲ヶ峰展望所から見た大満寺山です。
標高600m余りの低山ですが、こうやって見ると堂々とした立派な姿です。

鷲ヶ峰三角点峰からは、さらに北に下って、あんまり高原という雰囲気でもない神原高原でお昼ご飯。

そこから尾根を離れ、タクシーの待つ中谷駐車場へと下山しました。
途中には奇勝・トカゲ岩を望む展望台もありました。

無事に登山終了後は、西郷港へ向かってフェリーに乗船。
本当に海霧が濃くてぼんやりとした景色だったのですが、充実した登山を振り返りながらの乗船時間は、とても楽しいものでした。

▼関連エントリー
隠岐の島・島後へ。 (2009年10月19日)
隠岐島後・大満寺山から鷲ヶ峰。 (2009年10月20日)

▼参考書籍
  大満寺山が載っているのはこちら。
中国百名山』は既に絶版であり、入手するなら中古本になるでしょう。
いっぽうの『春夏秋冬 島の山旅』は現在も発売中!
しかも大満寺山のコースガイドを書いているのは私です。
ぜひご覧になってみてくださいね。

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