2013年3月9日

楽しい穴場? 吉備高原の高滝山。

夜行バスで東京から鳥取県米子市へ移動して、その足ですぐに、NHK文化センター米子教室に向かいました。
つきイチ健康登山」を実施するためです。

行き先は岡山県南西部の、総社市と矢掛町との境に位置する高滝山(たかたきやま・506m)。
吉備高原と呼ばれる、標高300mから700mくらいの高原地帯にある低山、いわゆる里山です。
岡山の里山と言えば熊山(くまやま・507.8m)や鬼ノ城山(きのじょうやま・397m)が有名だし、最近では和気アルプスなども人気があります。
中国地方以外の土地に住んでいる人には、もしかしたらあまり魅力の感じられない山々かもしれませんが、私は大好きです。
何しろ冬でも明るくて暖か。
雪山ばかり登っているとへこたれそうになりますが、時折こういった暖かな山を歩くととても気分がリフレッシュ!
さらに多くの山が、古くからの信仰の対象になっていて、興味深い様々な遺構を見ることができます。
歩くたびに発見することがあって、飽きることがありません。

今回の高滝山は、そういった岡山の里山の中でも、ちょっとマイナーかも?
ガイドブックなどに取り上げられる頻度は、少ない方だと言えるでしょう。
しかし奇岩や石仏、立派なお宮などもあって見所はたくさん。
なかなかに良い穴場だと思っている山なのです。

穴場と言いつつも高滝山は登山コースは多く、特に北東側に5本も登山道が拓かれています。
しかし今回は、南側の羽無集落からの周回コースを選択。
こちらも変化のある歩きやすいコースと思います。
途中の林道の傍らには、金毘羅宮への登り口を示す古い石柱がありました。

林道を終点まで進み、そこから山道を少し辿ると、境ヶ乢と呼ばれる峠へ。
そこから急登を進んで頂上ですが、たかだか40分なので、そんなに消耗することもありません。

急登部分を過ぎ、傾斜が緩んだところで少し寄り道。
妙見ルートをわずかに下った地点の、山の神をお参りに行きました。
この山の神の別名は、女岩。

一方、戻って頂上に向かう左手にある、この露岩の名前は男岩。
名前の由来が、判るかな???

頂上少し手前の八畳岩の下に回り込むと、このような少しユニークな磨崖仏が彫られていました。
この一帯には他にも石仏が多く、かつてはおこもり堂があった場所なのだそうです。

そして頂上で記念撮影。
ここは木立に囲まれて展望はないのですが、八畳岩の少し手前の、太郎岩はとても明るい展望地となっています。
しかしこの日は、大量の黄砂が飛んだ日であり、霞んで何にも見えない状況だったのでした。

頂上からは、羽無コースを辿って下山。
一旦大下りをしてから、金毘羅宮へ少し登り返します。
あとは新しいけれども荒れた感じの車道をトコトコ歩いて、羽無集落へと戻りました。

受講生の皆さんも、初めは
「高滝山? それどこ?」
という様子でしたが、登ってみると意外に面白く、とても楽しんでくださったようでした。
岡山県の里山は他にも良いものがあるようなので、これからも色々と調べてみたいと思っています。

▼参考書籍(Amazonへのリンク)

どちらのガイドブックも、岡山県以外では入手は困難かも?
こういう地方の本というのは、知られざる良いコースが載っていて、けっこう役立ちます。

★お知らせ★
今回実施した、NHK文化センター米子教室の「つきイチ健康登山」は4月からも実施します。
(私が国分寺から米子に出向いて講師をします)
鳥取県米子市や、近隣にお住まいの方は、ぜひ受講をご検討ください!
2013年度上半期の実施予定は以下の通り。
4月13日(土) 出雲北山・高尾山
5月11日(土) 中部中国山地・大万木山
6月15日(土) 東部中国山地・那岐山
7月20日(土) 東部中国山地・津黒山
9月14日(土) 中部中国山地・大佐山
お申し込み・お問い合わせは以下で承ります。
NHK文化センター米子教室  電話:0859-35-1001
どうぞよろしくお願いします!

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