2013年3月29日

谷川岳一ノ倉沢を望む白毛門へ。

上越線の土合駅から赤沢山(あかざわやま・1328.1m)を経て丸山越まで歩いた翌朝は、6時ちょうどに出発。
春分の日も過ぎて日が昇るのが早くなり、6時では周囲はすっかり明るくなっていました。

丸山越を出発。
この先で足がズボズボ潜るようになり、ワカンを着用して進みました。

これは一段登った、尾根の合流点。
右からの枝尾根のほうが形状がはっきりしており、こちらの尾根の合流点が、雪庇の下になっていました。
どうする??
もしかしたら、ショベルを出して、雪庇掘りか???

しかし近付くと雪庇の張り出しはごく小さく、難なく乗り越えることができました。

雪庇を乗り越えた先は、明るく快適な歩きやすい雪尾根が、ずぅーっと続いていました。

やがて左手全貌に、大岩壁を従えた山が間近に見えるようになってきました。
左の山頂部が雲に隠れたピークが谷川岳(たにがわだけ・1977m)、右が一ノ倉岳(いちのくらだけ・1974.2m)です。
そして山頂下の岩壁は、一ノ倉沢。
右側行く手の高みは、白毛門の頂上です。

ところが白毛門の頂上は風が強く、ガスに巻かれ、まったく展望を得ることができませんでした。
残念なことです…。

山頂直下の鎖場を通過し、少し下ったらまた青空が広がってきました。
これは山頂手前の大雪壁を下から見上げたところ。
あちこちに亀裂が入って、やや危険な状態になりかかっていました。
白毛門の雪山シーズンも、終わりに近付いている感じでした。

これは下山途中に見た谷川岳の様子。
左の深い切れ込みが一ノ倉沢で、右の雪に塞がれた浅い切れ込みが幽ノ沢。
1990年の12月から2002年の6月まで、敗退も含めると100回以上も通っている、私が最も多く足を運んだ本チャンの岩場です。
最後に登ってから既に10年以上、懐かしさが込み上げてきました。

けっこう急な尾根を下って、最後に橋を渡り、2日間の登山も無事に終了!


この土合駅の背後の山が、赤沢山。
ただし見えているのは中腹の部分で、山頂はもっと奥になります。

今回は赤沢山から白毛門まではマイナーなコースだったのですが、意外と変化があって歩きやすいとても良いコースでした。
上越の雪稜はとても楽しいので、また来シーズンはどこか歩いてみたいものです。

▼参考書籍(Amazonへのリンク)
今回のコースが載っているのは岳人2010年3月号です。
この号の第2特集が「上越の春山登山を楽しむ」というもの。
掲載されているコースは以下の通り。
● 仙ノ倉山北尾根
● 奥只見・未丈ヶ岳
● 雨ヶ立~大烏帽子山
● 赤沢山~白毛門
● 谷川岳国境稜線南面・阿能川岳~爼嵓山稜~トマの耳
● 荒沢山~足拍子岳
● 銅倉尾根からネコブ山へ
● 金城山北尾根
● 刃物ヶ崎山
● コマノカミの頭北尾根
● 柄沢山西尾根
● 武能岳西尾根
● 茂倉岳茂倉新道
● タカマタギ~日白山
以上13ルートが取り上げられていて、なかなか充実した内容です。
岳人はこの手のマイナーなルートの紹介記事が多いので、とても役立つ雑誌です。

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