2013年2月28日

真教寺尾根を登って地蔵尾根より下山。

八ヶ岳東面の真教寺尾根2日目です。

下部の樹林帯で快適な一夜を過ごし、テントをたたんで出発しようとしたら、目指す真教寺尾根を従える赤岳の雪面が赤く染まりました。
なかなか良い雰囲気です。
とりあえずはまだまだ雪が深いため、ワカンを装着してスタートしました。


しばらく進むと樹林も途絶え、背後の展望が広がるようになってきました。
富士山(ふじさん・3775.6m)を背にして登るというのは、なかなか気持ちの良いものです。

 
途中の傾斜の強まるところでワカンからアイゼンに履き替え、念のためにロープを結んで登ります。
前方には核心部となる岩稜が迫ってきました。

 
岩稜そのものは、左から巻くし、所々露出している鎖を支点にして登ることができるのであんまり大変ではありませんでした。
その上の龍頭峰に出るまでの区間のほうが、雪が不安定でルートも不明瞭であり、今回の一番の難関に感じました。

 
龍頭峰からは稜線を伝って赤岳(あかだけ・2899.2m)頂上へ向かいます。
雪は安定して、鎖もあって安心です。

 
たどり着いた赤岳の頂上。
平日の昼過ぎということもあり、こんなに良い天気なのに登山者は我々の前に一人、後に一人しかいませんでした。

 
さて今回は全装備を背負っての登りであり、下山は美濃戸口方面に向かいます。
下山路は文三郎尾根のほうが一般的かもしれませんが、今回は久し振りに地蔵尾根から下ってみました。
上部はナイフリッジ状の箇所もあり、全般に傾斜は急で、やっぱり文三郎尾根よりは少しだけグレードは上かもしれません。

 
下りきって美濃戸を通過中、ふと右手を見ると獣の姿が!
シカ、でした。
今は全国的に大型哺乳類の個体数が増えて問題になっているのですが、一番の問題がこのシカだと言えるでしょう。
しかしそういった観点を度外視して見れば、なかなかに可愛い顔付きです。
歩いている我々のことを、
「何してるの?」
といった様子で伺っているのは、とても微笑ましく思えました。

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